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プライマリーバランス
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プライマリーバランスとは
プライマリーバランスという言葉を新聞などで目にしたことがあるかもしれません。
プライマリーバランスとは、基礎的財政収支のことで、国債発行による収入やを国債の利払いなどの支出を除いた収支のバランスのことをいいます。。プライマリーバランスが赤字ということは、過度な行政支出を行っていることを意味します。
歳入の公債金収入とは、新規公債発行での収入です。借金をして得た収入となります。歳出の国債費は、国債の償還費や利払い費になります。現在、超低金利のため公債残高が増えているにもかかわらず、利払い費はあまり増えていませんが、今後、金利が上昇すると、利払い費が膨れ上がります。税収等の収入から、地方交付税を含めた一般歳出等を引いたものが、プライマリーバランスとなり、2005年度は15.9兆円のマイナスということになります。
| 表1: プライマリーバランス概念図 |
| 〔出所:財務省〕 |

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| ※数値は、四捨五入 |
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プライマリーバランスの黒字化
政府は、日本の財政の危機的な状況に対応するため、2010年代初頭のプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化を目指すことを閣議決定しました。
プライマリーバランスが均衡するということはどういうことでしょうか。プライマリーバランスが均衡するということは、その年度の税収で歳出が賄うことを意味します。一般の個人にあてはめると、給料などの収入内で生活費を抑えたことになります。
しかし、プライマリーバランスが黒字化しても、借金が減るわけではありません。国債費には、過去発行した国債の償還費や利払い費のため、新規に国債を発行しなければなりません。超低金利のため低く抑えられている利払い費が、金利上昇のため増えることも十分考えられます。
金利上昇のため利払い費が増えたとしても、その分、名目GDP成長率が上昇すると、債務残高の対GDP費も抑えられることになります。国の財政の健全度はGDPに占める債務残高でも判断されるため、対外的な信用は保たれるということです。ただし、名目金利(名目利子率)が名目GDP成長率を上回っている場合には、債務残高の対GDPは上昇し、財政は悪化することとなります。
プライマリーバランスを均衡させるということは、財政再建のマイルストーン(一里塚)であり、はじまりにすぎないのです。しかし、この目標ですら達成できなければ、日本は自力で財政再建できない国とみなされることにでしょう。
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