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気になるニュース!(10)





2005年11月16日 首相、新規公債発行30兆円を指示 歳出削減徹底狙う
2005年11月13日 税などの負担増、抵抗強く 「やむをえぬ」33”% 財務省調査
2005年11月11日 GDP実質1.7%成長 7−9月年率、4期連続プラス
2005年11月3日 公庫提携ローン 金利上げ相次ぐ
2005年11月3日 高速道路6社予想純利益 中日本がトップ
2005年11月2日 生保9社が不払い発表 AIGスターなど
2005年11月1日 物価、2005・2006年度上昇予測 量的緩和、来春解除へ前進



2005年11月16日 日本経済新聞 (抜粋)
首相、新規公債発行30兆円を指示 歳出削減徹底狙う

小泉首相は、来年度予算案での新規国債発行額を「30兆円に近づけるように努力してほしい」と指示した。今年度の新規国債発行額は当初予算で34.4兆円あり、仮に30兆円台に抑えるとすると、歳入増と歳出抑制で4兆円程度確保が必要。国の一般会計税収は、今年度44兆円。企業業績改善で今年度の実際の税収は46兆円を超える公算が大きい。こうした税収の自然増に加え、定率減税の半減(1兆2000億円)や企業減税の撤廃(約1兆円)が実現すれば、来年度の税収は約48兆円となり、30兆円台は達成できるというのが財務省の見方。しかし、社会保障費が毎年1兆円程度増える見込みであり、歳出削減が必要となる。


今年度の一般会計歳出は、82.2兆円。内訳は以下ととおりです。

一般歳出 国債費 地方交付税
交付金
社会保障 公共事業 文教・科学振興 防衛 その他
20.4 7.5 5.7 4.8 8.7 18.4 16.1
  (兆円)

これがどのようなバランスで削減されるのでしょうか。12月下旬に発表される財務省原案に期待したいところです。
社会保障費
社会保障費は増える分をどれだけ圧縮できるか。社会保障費自体が削減せず、ムダを省いてもらいたいものです。
・公共事業費
公共事業費は、ここ数年削減されてきました。さらなるムダの削減をお願いしたい。
・文教・科学振興
給与水準が高いとされる小中学校教員の給与水準の引き下げを!
・防衛費
個人的には、削減してほしくないです。
・その他
人件費などや経費を見直すべき。
・国債費
これは無理でしょう。
・地方交付税
国とすれば、削りたいところでしょう。

【参考】 2005年度予算案、大増税時代の到来!
【関連記事】 政府税調、「増税」鮮明に 定率減税2007年廃止提言へ
予算のムダ110億円 過大計上・流用など
国家公務員 5年で5%以上純減合意
省庁の定員削減に省庁及び腰 来年度概算要求固まる


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2005年11月13日 日本経済新聞 (抜粋)
税などの負担増、抵抗強く 「やむをえぬ」33”% 財務省調査

財務省が実施した社会保障についてのアンケート調査で、税金や保険料などの負担増を容認する回答は33%にとどまり、負担水準を維持すべきだとの回答が最も多い37%を占めた。アンケートは、7月から10月までインターネットを通じて実施。回答した1162人のうち、75%が20−30歳代の「現役世代」だった。


増税をしたい財務省の調査なので、結果については鵜呑みにできないところはあります。アンケートは質問の仕方で回答は大きく変わってくることが考えられます。
広義の小さな政府(税や社会保障などの負担も小さいが給付も小さい社会)は、あまり支持されていないようです。日本は、まだ投資の知識が不足していて、自分でお金を運用する文化になっていないので賢明な選択かもしれません。
しかし、日本は小さな政府になろうとしているのに、増税する理屈はよくわかりません。


【参考】 大増税時代の到来!家計が先に破綻する?
【関連記事】 政府税調、「増税」鮮明に 定率減税2007年廃止提言へ
消費税上げ 税率10−15%例示 福祉目的税化を提言
国家公務員 5年で5%以上純減合意
公的年金、会社員より公務員有利 年収600万円で負担12万円軽く


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2005年11月11日 日本経済新聞 (抜粋)
GDP実質1.7%成長 7−9月年率、4期連続プラス

内閣府が11日発表した7−9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除いた実質で前期比0.4%増、年率換算で1.7%増となった。

2005年 7−9月期のGDP増減率 (かっこ内は4−6月期)
実質GDP成長率 名目GDP成長率
GDP(7−9月期) 0.4(0.8) 0.2(0.5)
年率換算 1.7(3.3) 0.7(2.1)


物価変動を考慮しない名目成長率が実質成長よりも低いということは、まだデフレであることを表しています。日銀が来春の量的緩和解除を目指しているようですが、景気の底堅さはありますが、デフレ脱却を見極めてからにすべきだと思います。
今後は、金利、為替は要チェックです。


【参考】 金利について短期金利と金融政策
【関連記事】 物価、2005・2006年度上昇予測 量的緩和、来春解除へ前進


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2005年11月3日 日本経済新聞 (抜粋)
公庫提携ローン 金利上げ相次ぐ

民間金融機関が住宅金融公庫と提携して行う長期固定金利型の住宅ローン(フラット35)の金利引き上げが相次いでいる。
全金融機関の平均金利は前月よりも0.11%上昇し、年2.89%。提携ローン開始以来の最低になった7月(2.63%)からほぼ一貫して上昇している。


これから、金利動向は重要になってきます。金利動向には注意していきましょう。長期金利の指標は、新規発行の長期国債10年物、短期金利は、無担保コール翌日物です。当サイトのTOPページを参考にしてください。




【参考】 金利について短期金利と金融政策住宅ローン
【関連記事】 物価、2005・2006年度上昇予測 量的緩和、来春解除へ前進


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2005年11月3日 日本経済新聞 (抜粋)
高速道路6社予想純利益 中日本がトップ

高速道路6社は2日、2005年度下半期の事業計画を発表した。サービスエリア事業など道路関連事業の純利益は中日本高速が突出して高く8億円。料金収受などにかかる費用を除いた約7000億円をリース料として独立行政法人の日本高速道路保有・債務返済機構に納める。各社が納めるリース料は暫定的なもの。来年度以降のリース料は高速道路会社、機構、国交省の三者が協議して年度内にも決める方針だ。

料金収入 関連事業収入 リース料 当期純利益
東日本高速 3,250 394 1,920
中日本高速 2,807 155 1,776
西日本高速 3,072 433 1,866
阪神高速 1,286 177 726
本州四国連絡 360 22 223 0.2


道路建設の債務を、独立行政法人の日本高速道路保有・債務返済機構が引き取って、道路会社がリース料として返済していくというもの。つまり、料金収入から人件費などの事業費を適当に差し引いた残りを、返済するということなので、道路会社とすれば、それほどコスト意識を持たなくても、返済はできるというものです。
下半期で約7000億円、通期では1兆4000億円返済できるということなのでしょう。それで、50年もあれば返済できるという計算なのでしょう。しかし、道路公団の維持管理に1兆円も使っているということもいえます。
仮に消費税を0.5%分(約1兆2000億円)を債務返済に回すと、高速道路は無料でかつ現在と同様50年で返済できることなります。また、財源が余っていると言われている道路特定財源(約3.6兆円)を一部返済に回すこともできたはずです。道路公団は、今後もファミリー企業への天下りは続くと思われます。道路公団は組織の存続に成功したというところでしょう。


【関連記事】 利益還元100億円どまり 道路公団ファミリー企業
財投金利1%上昇なら 国民負担1兆5000億円増 〔財務省試算
道路関係四公団を本年10月に民営化します。 〔政府広報〕
偽造ハイカ被害最大330億円 −道路公団、従来予想拡大−


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2005年11月2日 日本経済新聞 (抜粋)
生保9社が不払い発表 AIGスターなど

AIGスター生命保険など生保9社は1日、保険金と給付金の不払いについての調査結果を発表した。
不適切な不払いの件数は各社数件−数十件程度で、手術給付金の給付率を間違えたり、不払いと判断した際の医学的根拠が不適切だったりしたためという。

保険金 給付金 合計
AIGスター 10 10
東京海上日動フィナンシャル
損保ジャパンひまわり
損保ジャパンDIY 28 30
三井住友海上きらめき
あいおい
日本興亜
共栄火災しんらい
オリックス 17 17


社内調査という点が気になります。本当はもっとあるのではないかと考えてしまいます。
明治安田生命が突出して多かったということで、他の生命保険会社はお咎めなしとなりそうですが、本来、1件でも信頼を損なう問題です。保険業界の根底を揺るがす問題のため、金融庁は明治安田で終わりにしたいところでしょう。
他の生命保険会社も含め、コンプライアンス(法令遵守)が機能しているか、第3者機関を創設してもらいたいです。



【参考】 告知義務違反
【関連記事】 保険金「特約」で支払い漏れ 6損保公表 見舞金や代車費
不適切な保険金支払い 明治安田の個別問題
明治安田 根深い違法営業 −新たに発覚−


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2005年11月1日 日本経済新聞 (抜粋)
物価、2005・2006年度上昇予測 量的緩和、来春解除へ前進

日銀は31日、日本経済の見通しを示す「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」を発表した。2005年度の消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く)は、前年度比0.1%の上昇と8年ぶりの上昇を予測、06年度も0.5%の上昇と、ともに今年4月時点に比べて0.2ポイント上昇した。量的緩和の解除の可能性は「06年度にかけて高まっていく」と従来よりも表現を強めた。

実質GDP 消費者物価指数(生鮮食品除く)
2005年度 2.2 (1.3) 0.1 (▲0.1)
2006年度 1.8 (1.6) 0.5 (0.3)
 * 前年度比、%、 ▲はマイナス、 カッコ内は4月時点の見通し



現在、日銀は、量的緩和でゼロ金利への誘導しています。このゼロ金利政策は異常といわれていますが、日本のデフレも先進国では類をみない異常事態です。この量的緩和解除は、デフレ脱却と景気回復が必須条件ですが、この物価上昇は原油高、円安によるもの、コスト上昇によるもので、景気に伴う上昇ではないようです。景気も各指標はよい数値が出ているようですが、心理的には好景気にはほど遠い感があります。個人的には、来春の解除はまだ早いような気がします。もし解除の動きが本格化したら、長期金利はさらに上昇すると思われます。住宅ローンを組んでいる方、要注意です。

【参考】 金利について短期金利と金融政策インフレ
【関連記事】 財投金利1%上昇なら 国民負担1兆5000億円増 〔財務省試算〕
日銀の量的緩和策 早期解除は格下げ要因?


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