銘柄の財務指標:株式の財務指標(PER、PBR,ROE,ROA)での銘柄の選び方をご紹介します!

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銘柄の財務指標

PER(株価収益率)


 PERは株価が1株あたりの利益(EPS)の何倍まで買われているかを見る指標で、もっともよく使われます。
 ”PER=株価÷1株あたりの当期利益” で求められます。

 PERが低いほど割安、高ければ割高ということになりますが、どれくらいが割安かというような基準はありません。このため、
同業他社との比較に使われます。A社が同業のB社よりも、PERが安ければ、相対的に株価は割安と判断したりします。また、PERは過去の実績ではなく今期の予想を使います。

 PERは、企業の成長性を示したもので利益を重視しています。そのため、ベンチャーや成長著しい会社などは、PERが高い水準まで買われることもよくありますが、これは、単に割高ということではありません。株価はその会社の成長を買うということもあり、それだけ期待が高いということです。期待された会社はどこかで失望されて売られることが多いような気がします。見極めが重要です。

 PERの欠点は、PERは、
予想値を使うことから、強気の予想をした企業や収益予想を甘く考えた企業などが、業績を下方修正することがある点です。もう少し極端に言うと、企業側で数値の操作ができることです。本当に業績が計画通り推移しているか、その企業の将来性はどうかなどのチェックが必要です。




PBR(株価純資産倍率)


 PBRは株価を1株あたりの純資産で割ったものです。会社の解散価値を示すもので1倍を切ると割安とされています。

 PBRは、下値を確認することに使われます。PBRは、工場や土地、有価証券などバランスシートに記載される資産をもっている企業には有効ですが、知的財産などバランスシートに記載されないIT企業にはあまり向かないといえます。




ROE(株主資本利益率)


 ROEは、株主から預かったお金(株主資本:自己資本、純資産)をもとに、どれだけの利益をあげているかを見る指標です。

 ROEが、市中の金利よりも低ければ、その企業に投資する価値がないともいえます。例えば、100万円の資金があって、預金の金利が3%、A社のROEが1%だとしたら、預金の方が儲かりますので、A社には投資したくないですね。最近、日本でもROEが重要視されてきています。そのため、自社株買いを行って株主資本を減少させROEを向上させる企業も増えてきています。

自社株買い : 企業が自社の株式を市場から購入すること




ROA(総資本利益率)


 ROAとは、企業の総資産からどれだけの利益が生み出されているかを判定する指標です。企業の収益に対する効率性を判断することで、ROEと併せて使用されます。

 自己資本(株主資本)だけでなく、総資産から計算されるため、企業の規模に合った収益を上げているかを見ることができます。以下の計算式で求められます。




 資産を有効に活用している企業のROAは高く、反対に有効に活用されていない企業のROAは低いと言えます。











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