生命保険の基礎:生命保険の仕組みや生命保険の用語をご説明します!

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生命保険の基礎

生命保険とは


 生命保険とは、いざという時のために備えるものです。一般的に生命保険の目的は、死亡(残された家族のため)、病気(治療費や生活費の補填)、老後の生活費、貯蓄があげられます。後述しますが、最近では、老後の資金のためなどの貯蓄性の目的は、その意義が薄れてきています。


表1: 生命保険・個人年金保険加入率 〔生命保険文化センターHPより〕
全生保 民保 簡保 JA(農協) 生協・全労済
全体 79.5 56.6 23.6 9.2 12.8
男性 80.7 62.1 19.6 10.0 11.0
女性 78.6 52.3 26.7 8.5 14.2




保険料の仕組み
 生命保険の保険料はどのような仕組みで算出されるのでしょうか。保険料は、大数(たいすう)の法則収支相等の原則に基づき、「予定死亡率」「予定利率」「予定事業費」により、算出されます。


大数の法則 偶発的なものも大数で見ると、一定の法則に近づいていきます。例えば、サイコロを振りつづけると、回数が増えていくにしたがって6分の1に近づいていきます。生命保険でも、ある年齢の生存率も人数が多いほど平均に近づいていきます。

収支相等の原則 生命保険は加入者の相互扶助で成り立っています。収支は加入者全体で考慮されます。したがって、収入と支出が等しくなるように計算されます。



予定死亡率 過去の統計に基づいた年齢、性別ごとの生存者に対する1年間の死亡者数の割合のことです。ちなみに、同年齢の場合、男性の方が死亡率が高いため、一般的に、死亡保険では同年齢では男性の方が保険料が高くなります。

予定利率 加入者が支払う保険料は、将来の保険金の支払いのために運用しています。そのため、運用益をあらかじめ予測し、その分を割り引いて保険料を算出しています。このとき、用いられる予測の数値(割引率)を予定利率といいます。

予定率が高いほど、保険料は安くなります。実際の運用が予定利率を下回ると、保険会社が負担します。この負担を「逆ざや」といい保険会社の経営を圧迫している、いわゆる「逆ざやの問題」がおきています。


予定事業費率 保険会社が事業を運営するために人件費などのさまざまな経費が必要となります。保険会社は、この経費を見込んで保険料を算出します。各保険会社の保険料の価格差の多くは、この予定事業費率の差によるものとなります。


ざやの問
 生命保険会社の予定利率よりも実際の運用が下回った場合、逆ざやが発生します。特に1994年以前の高い予定利率での契約が問題視されています。

 例えば、1990年に契約した保険契約は,、予定利率は5.5%ですが、2005年1月契約の予定利率が1.5%だとしても、5.5%の予定利率は保証しなければなりません。保険契約は長期にわたるため、あと数年は逆ざやの問題は続くと思われます。



表 :生命保険の予定利率推移(20年超の保険契約)

※すべての保険会社がこの予定利率とは限りません。




生命保険の用語


 生命保険を検討する前に、基本的な保険用語を確認しておきましょう。用語の意味を取り違えていると、保険金が支払われないなどといったことにもなります。


保険契約者 保険会社と契約し、保険料の支払い義務を負う人です。
被保険者 被保険者とは、その人の生死や病気などが保険金支払いの対象になる人のことです。
保険金受取人 保険契約書から指定を受けた保険金の支払いを受ける人のことです。
保険料 保険料とは、保険契約に基づき、保険会社に支払う金額のことです。
責任開始日 保険会社が保険契約上の責任が発生する日を責任開始日といいます。
契約日 通常、責任開始日ですが、口座振替などでは、責任開始日の属する月の翌月1日となる場合が多いようです。
告知 保険契約の加入の際、保険契約者または被保険者が保険会社に対して、重要な事実を告げることをいいます。
診査 保険契約の加入の際、診査医が検査すること。








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