医療保険:病気に備える保険、医療保険についてご説明します!

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医療保険

医療保険とは


 医療保険は、病気や怪我による入院費や生活費に備える保険です。医療保険は、保障を充実させるほど保険料が上がります。保障と保険料のバランスが大事です。
 

 医療保険のポイントは主に次のとおりです。
  1. 1日あたりの給付金
  2. 1入院限度日数
  3. 通算の給付日数

表1: 入院費用をまかなう手段 〔生命保険文化センターHPより〕
公的医療
保険
企業の
見舞金や
休業補償
生命保険 損害保険 預貯金 有価証券 家族の収入 その他 わからない
全体 74.9 9.8 65.3 18.1 51.3 2.2 24.6 1.1 2.9





医療保険の1入院限度日数


 医療保険では、1回あたりの給付には上限があります。「1回あたりの入院日数90日」などと表記されています。割安の保険料をアピールするためか、最近は、30日、60日などといった短いタイプが増えてきています。

 医療保険は、長期の入院による経済的負担を軽減することが主な目的です。例えば、日額5000円で1回あたりの入院日数が最大30日だった場合、貯蓄が15万円あればカバーできます。入院日額の20倍の手術給付金を考慮しても25万円あれば足りることになります。長期入院に備えるということでは、
120日は保障したいところです。


退院後、半年以内に同一の病気で、再入院した場合、1回の入院に含まれます。例えば、40日入院した後、半年以内に同じ病気で30日再度、入院となった場合、1回の入院日数は70日となり、1入院限度日数が60日の保険だった場合、60日までしか給付されません。





医療保険の通算の給付日数


 医療保険の通算の給付日数とは、病気がちになり入退院を繰り返した場合の通算の給付日数の上限です。共済など無制限の保険もあります。通算の給付日数は、730日あると安心です。





医療保険の注意点


  1. 「1泊2日の入院から支払われます」「日帰り入院でも支給」などの宣伝をよく見かけますが、短期入院の保障が本当に必要か検討しましょう。保障の範囲が大きくなると、その分保険料が高くなることになります。

  2. 保険を切り替える場合、新しい保険の契約が完了して保険の効力が発生した後、古い保険を解約しましょう。新しい保険に加入できないこともありますので。
    また、がん保険は、契約後90日間は保障されませんので、保障に空白期間がないように気をつけましょう。


  3. 「誰でも入れる」といった診査・告知不要の「無選択型」という商品があります。診査・告知が不要な分、保険料が高くなります。病歴や既往症がある方にとっては有利な場合もありますが、健康な方にはとても不利です。また、次のような注意点があります。
    • 以前かかった病気については、原則、保障されません(契約後、2年経過すると保障される場合もあります)。また、契約後90日以内に発病した場合も原則、保障されません。
    • 契約後91日以降、発病したとしても、以前かかった病気と関連がある場合も保障されません。中高年に多いとされる高血圧や糖尿病は、合併症がとても多いとされています。なお、この関係性については、医師の診断のもと、保険会社が個別に判断するとのことです。
    • この「無選択型」は、更新タイプのみとなっています。一般的に5年更新と短めです。また、更新の際、保険会社から更新を断られることもあります。パンフレットなどに、「最長○○歳まで更新可能」などと表記されているのは、必ず更新できるわけではないということです。

    保険がおりるかどうかわからない不安を感じる方は、正しく告知して条件付で保険を引き受けてもらったほうが安心かもしれません。

  4. 三大疾病の急性心筋梗塞や脳卒中は、発病して一定期間、障害状態になった場合のみ保障されます。

  5. 手術給付金もすべての手術に対して給付されるわけではありません。指定された手術のみが対象となります。

  6. がん保険は、契約後90日以内の発病では保障されません。また、上皮内がんなどの転移されないとされるがんについては、対象外とされています(保障する保険もでてきています)。
    最近では、上皮内がんを保障するほうが多くなってきています。




保険のタイプ


 医療保険のタイプには、大きく「終身型」「定期型」があります。

【終身型】 「終身型」は、一生涯保障が受けられます。また、「終身型」は、保険料の払い込み方法に「終身払い」と「短期払い」があります。
  • 終身払い :
    保険料の支払いが一生続きますが、保険料は安価で一定です。高齢になると、保険料が負担となりますが、60歳以降の保険料が半額になるアフラックの「EVER HALF」のような商品もあります。
  • 短期払い :
    保障は一生涯ですが、保険料の支払いは60歳までといった保険です。保険料は一定ですが、終身払いよりも高めです。

【定期型】 10年といったように、保険期間が決まっており、更新していくタイプです。当初の保険料は安いのですが、更新ごとに保険料が上がっていきます。




共済


 全労災のこくみん共済や都民共済、県民共済、JA共済などの共済は、年齢に関係なく掛金が一定で、更新は1年ごとで60歳まで(*1)、というのが大きな特徴です。また、医療保障の通算入院日数が無制限の場合が多いようです。

*1 60歳以降のプランもありますが、保障額が少なくなります。


全労災の「新総合医療共済 終身プラン」は、1入院あたりの給付日数=180日、通算入院日数=1000日保障の終身タイプの医療保険です。長期入院に対応しており、掛金も安いです。




おすすめプラン


 医療保険の更新タイプは、年齢が上がると保険料が相当高くなります。更新できない可能性も否定できません。私のおすすめは、必要最低額を終身タイプで保障し、上乗せの保障として更新タイプまたは共済で対応するというものです。終身タイプは、生活資金にゆとりがあるようでしたら、短期払いにすると安心です。


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